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EPA

出典: biena Wiki

・EPAはDHAとともに魚油に多い不飽和脂肪酸である。
高脂血症を改善し、虚血性心疾患を予防する。
・抗うつ作用も報告されている。

目次

【成分について】

エイコサペンタエン酸(EPA)はドコサヘキサエン酸DHA)とともに魚油に多く含まれる多価不飽和脂肪酸の1つである。コレステロール中性脂肪を下げ、生活習慣病を予防するとして、注目されている成分である。

【期待される効能】

血液を固まりにくくして血栓症を予防する作用。高脂血症を改善し生活習慣病を予防する作用。精神神経症状を改善する(気分を改善する)作用。

【作用メカニズム】

EPAはDHAと同じく、n-3脂肪酸に分類される多価不飽和脂肪酸である。n-3脂肪酸の摂取量が多いグリーンランドの住民の間では、動物性脂肪の摂取が多いにも関わらず、心臓病(冠動脈疾患)がほとんど認められないというデータから、n-3脂肪酸が粥状硬化(動脈硬化)を予防するのではないかと注目された。
EPAは、血液の粘度を低下させ、赤血球の変形能を高めることにより血液を固まりにくくして、脳梗塞心筋梗塞などの血栓症を予防する。そのため、大量に摂取すると出血しやすくなると考えられるが、実際に問題となったケースは報告されていない。

【科学的根拠】

EPAの高脂血症に対する効果は、DHAも含めたn-3脂肪酸の作用として検証されてきた。これまでの研究報告をまとめると、1日あたり4g以下のEPAとDHAを摂取する場合、LDL(悪玉)コレステロールを5~10%低下させ、中性脂肪も25~30%引き下げる効果がある。
EPAがうつ病統合失調症に効果的とする研究があり、注目されている。1日あたり2gのEPAを2週間、従来の抗うつ治療と併用した結果、うつ状態の改善が認められたという。しかし、EPA自体の抗うつ作用については、さらに検証が必要である。
また、EPAをアルギニン(アミノ酸の一種)などと一緒に手術前に投与することで、術後の感染症を予防し、創傷の治癒を促進するという報告がある。

【摂取方法】

特に決まった摂取量はない。生活習慣病の予防や改善を目的とする場合、短期間では効果が期待できないので、継続して利用する。
なお、EPAやDHAは鰯や鯖などの青魚に多く存在する。また、マグロの眼球近くの脂肪組織にも豊富に含まれている。特に精製した成分でなくても効果は期待できる。ただし、EPAは酸化しやすいので、信頼のできる製品を選ぶ。

【注意事項】

通常の食材に由来する成分であり、問題となる健康被害や副作用は知られていない。他のサプリメント医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないだろう。
EPAサプリメントについて、いくつかの注意書きをみることがあるが、すべて理論上の推測によるものである。

出典

DHC <公式HPへ>

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