青汁
出典: biena Wiki
・ケールや大麦若葉といった緑黄色野菜の搾り汁が主成分。
・抗酸化作用や免疫賦活作用によって生活習慣病を予防。
・製品によって成分に差があり、臨床試験は十分ではない。
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【成分について】
青汁とは、緑黄色野菜を中心とした葉野菜の搾り汁を主成分とするサプリメントである。原材料としては、キャベツやブロッコリーの原種であるケールがよく知られている。その他、大麦(大麦若葉)、モロヘイヤ、明日葉、苦瓜(ゴーヤー)などを利用した青汁がある。また、豆乳や野菜ジュースと合わせた製品もある。
【期待される効能】
抗酸化作用による生活習慣病の予防と改善。免疫賦活作用。便通改善作用。
【作用メカニズム】
原材料となる植物性食品・葉野菜の種類によって成分に特徴があるため、期待される効果が製品によって異なる。
まず、各青汁に共通する有効成分としては、βカロチンといったカロチノイド、クロロフィル(葉緑素)、ビタミンCなどのビタミン類、カルシウムやカリウムなどのミネラル類、食物繊維がある。
次に、それぞれの原材料の違いで、いくつか特色がある。
ケールは、キャベツやブロッコリーなどと同じくアブラナ科に分類される。キャベツは、アメリカ国立ガン研究所が「ガン予防効果をもつ食品」として推奨している野菜であり、抗酸化作用・抗ガン作用をもつファイトケミカルが存在する。そして、ケールは、キャベツ以上に、有効成分が豊富であるという。
大麦若葉は、食物繊維が豊富であり、青汁特有のくさみが少ないという特徴がある。
【科学的根拠】
青汁には、ファイトケミカル(カロチノイドやフラボノイド)およびクロロフィルが豊富に含まれており、それらのもつ抗酸化作用が効果を示すと考えられる。
個別のファイトケミカルに関しては、基礎研究を中心として有効性が示唆されてきた。しかし、青汁として投与する場合の、生活習慣病に対する効果は、体験談や症例報告が中心であり、厳密な臨床試験は行われていない。
免疫賦活作用に関しては、青汁摂取によって、NK(ナチュラル・キラー)細胞の活性が上昇することが報告されている。NK細胞は白血球の一種で、免疫担当細胞である。
青汁は、有効成分に関して製品による差があり、また、いずれの製品についても臨床試験は十分とはいえない。
【摂取方法】
特に決まった摂取量はない。有効成分のもつ抗酸化作用などによって生活習慣病の予防や改善を目的とする場合、短期間では効果が期待できないので、継続して利用する。
【注意事項】
通常の食材に由来する成分であり、問題となる健康被害や副作用は知られていない。他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないだろう。
なお、ビタミンKを多く含む場合があり、ワーファリン(ワルファリン)といった抗凝固剤との併用に念のために注意する。

