甜茶
出典: biena Wiki
・花粉症やアレルギー性鼻炎に伴う症状を緩和する。
・抗ヒスタミン作用により速やかにアレルギーを抑制する。
・バラの花エキスやシソの実油と併用が可能である。
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【成分について】
甜茶とは中国では「甘いお茶」の総称である。それらの中で、中国南部で健康のために飲用されてきた甜茶の一種が抗アレルギー作用をもつとして注目されている。
甜茶の有効成分である「甜茶ポリフェノール」が、抗炎症・抗アレルギー作用をもつことが示され、花粉症・アレルギー性鼻炎に効果のあるサプリメントとして利用されている。摂取後、比較的早く効果を示すという特徴がある。
【期待される効能】
花粉症やアレルギー性鼻炎に伴う症状の緩和。アトピー性皮膚炎の症状の改善。抗ヒスタミン作用。
【作用メカニズム】
花粉症やアレルギー性鼻炎では、花粉などの刺激によって作り出されたIgE抗体が、肥満細胞のIgE受容体に結合し、その結果、ヒスタミンやロイコトリエンといった分子が放出される。これらが、くしゃみや鼻水、かゆみなどのアレルギー症状を引き起こす。
甜茶に含まれる有効成分は、ポリフェノール類である。
動物実験において、甜茶がヒスタミンの過剰分泌を抑えることや、アトピー性皮膚炎の症状を改善することが報告されている。甜茶に含まれるポリフェノール類が、抗ヒスタミン作用をもつため、アレルギー症状を抑制する。
【科学的根拠】
甜茶の抗アレルギー効果については、これまでに多くの基礎研究や臨床試験が報告されている。
それらの中で、1994年に日本アレルギー学会で報告された三重大学による臨床試験がよく知られている。アレルギー性鼻炎患者18人を対象に、甜茶エキスキャンディ(1粒あたり40mgの甜茶エキスを含む)を1日3粒ずつ4週間にわたり投与した結果、2週間後に65%、4週間後に75%の改善率(著明改善、中等度改善、軽度改善の合計)を認めたという。具体的には、くしゃみ発作、鼻汁、水性分泌量、鼻誘発反応といった所見の改善が示された。
また、サントリーの研究では、アレルギー性鼻炎の患者に甜茶エキス20mgを1日4回投与したところ、投与しなかったグループに比べて、症状の改善が認められたという。
【摂取方法】
アレルギー疾患の症状に合わせて、継続して利用する。
なお、花粉症・アレルギー性鼻炎などに対しては、シソの実油やバラの花エキスなどとの併用も可能である。
【注意事項】
通常の食材に近い成分であり、問題となる健康被害や副作用は知られていない。他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないと考えられる。
なお、甜茶にはいくつかの種類が知られている。サプリメントとして利用されているのは、中国南部の広西壮族自治区で飲用されてきた、中国原産のバラ科の「甜葉懸鈎子」という種類である。

