バラの花エキス
出典: biena Wiki
・花粉症やアレルギー性鼻炎に伴う症状を緩和する。
・アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患にも利用される。
・甜茶やシソの実油と併用が可能である。
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【成分について】
バラの花エキスは、野生種のバラの花びらを加熱抽出した成分。ポリフェノールの1種、オイゲニインなどの有効成分が、花粉症やアレルギー性鼻炎を防ぐ作用をもつ。
【期待される効能】
花粉症やアレルギー性鼻炎の緩和。アトピー性皮膚炎に伴う症状を緩和。抗ヒスタミン作用。
【作用メカニズム】
アレルギー性鼻炎では、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状を起こす。アレルギー性鼻炎には、(1)スギ花粉やイネ科の植物などによって起こる花粉症、(2)季節に関わりなく、1年を通して症状が現れる通年性アレルギーの2つがある。通年性アレルギーは、若い世代に多くみられ、ハウスダストやペット、食べ物などが原因となる。
人の体には、体内に異物が侵入したとき、それを排除しようとする免疫というメカニズムが存在する。アレルギー性鼻炎は、免疫が過剰に反応するために生じる。
具体的には、抗原となるハウスダストなどが鼻粘膜に付着すると、IgE抗体が産生され、肥満細胞の表面に結合する。その後、再び抗原が侵入すると、肥満細胞から、ヒスタミンやロイコトリエンといった化学伝達物質が放出され、アレルギー症状を引き起こすのである。
バラの花に含まれる有効成分の一つとして、タンニン類の一種、オイゲニインが知られている。
オイゲニインは、(1)IgE抗体が肥満細胞と結合するのを防ぎ、(2)肥満細胞からのヒスタミンの放出を抑制する、という作用をもつ。その他、血小板の凝集を抑える働きや、抗ウイルス作用もある。
【科学的根拠】
ニッカウヰスキーの研究により、オイゲニインによる抗アレルギー効果が報告されている。具体的には、バラの花の熱水抽出成分が、ヒトIgE抗体-IgE受容体結合阻害やヒスタミン遊離抑制といった作用を示した。
また、動物実験では、医薬品の抗アレルギー剤に近い効果が認められたという。
オイゲニインは、タンニン類に属するポリフェノールである。バラの花エキスによる抗アレルギー効果は、複数の有効成分の相乗作用によると考えられており、現在も研究が進められている。
【摂取方法】
バラの花エキスとして、1日あたり400~800mg程度を摂取する。
なお、花粉症・アレルギー性鼻炎に対しては、甜茶やシソの実油などとの併用も可能である。
【注意事項】
これまでのところ、特に問題となるような健康被害や副作用は知られていない。また、他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないと考えられる。

