スピルリナ
出典: biena Wiki
・食用藻の一種であり、栄養素が豊富。
・タンパク質やアミノ酸の割合が多い。
・ビタミンAやB群、鉄分、葉緑素も豊富。
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【成分について】
スピルリナとは、食用藻の一種であり、タンパク質、ビタミン類、鉄分といった栄養素が豊富に含まれている。
比較的安全性が高く、さまざまな病態の予防や改善に利用されている。しかし、臨床試験はまだ十分ではない。
【期待される効能】
栄養素の補給。口腔白板症の改善。
【作用メカニズム】
スピルリナは、タンパク質、ビタミンA、ビタミンB群、鉄分などが豊富に含まれている。
特に、タンパク質は重量の60~70%を占めており、100gあたりで比較すると、肉類や大豆といった良質のタンパク質食品よりもはるかに多い。ただし、スピルリナが主食になるわけではないので、タンパク質が豊富といっても供給源としては限られている。タンパク質を構成するアミノ酸のうち、比較的多いものとして、分岐鎖アミノ酸(BCAA)と総称されるバリン・ロイシン・イソロイシンや、リジン、フェニルアラニンがある。
スピルリナに豊富に含まれる鉄分は、ヒトの体内にも吸収され利用されることが示されている。また、ビタミンB群も豊富である。ただし、ビタミンB12はヒトでは利用されない不活性型が主である。
さらに、藻の一種であるため、葉緑素(クロロフィル)も豊富に含まれている。葉緑素には抗酸化作用があるので、生活習慣病の予防効果も期待できる。
==【科学的根拠】==
基礎研究や動物実験では、スピルリナを大量に投与した場合に、高脂血症の改善、抗ガン作用、腎機能の保護作用、抗ウイルス作用などが示されている。しかし、ヒトを対象にした臨床試験での効果は報告されていない。
スピルリナが口腔白板(斑)症の治療に効果的であるというデータが示されている。口腔白板症とは、口腔粘膜の一部が白く変色しているようにみえる病態である。白斑部分はガン化することもあるため、病院での診断が必要である。原因は不明で、機械的刺激や喫煙が誘因と考えられる。
ある臨床試験では、45人の喫煙者に1gのスピルリナを12カ月間投与したところ、45%の人で口腔白板症が治癒した。一方、偽薬群では改善を認めなかった。しかし、スピルリナを中止すると、1年以内に多くの患者で再発が認められたという。
なお、スピルリナに含まれるアミノ酸の一種が食欲を抑えて減量効果をもたらすという仮説があるが、臨床試験では、減量効果は認められなかった。また、高コレステロール血症に対する効果も明らかではない。
【摂取方法】
短期間では効果が期待できないので、継続して利用する。
【注意事項】
通常の食材に近い成分であり、問題となる健康被害や副作用は知られていない。他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないと考えられる。

