シソの実油
出典: biena Wiki
・花粉症やアレルギー性鼻炎に伴う症状を緩和する。
・アルファ・リノレン酸の作用によりアレルギーを抑制。
・甜茶やバラの花エキスと併用が可能である。
目次 |
【成分について】
シソの実油のサプリメントは、シソ科の植物の種子から採取された脂質成分に由来する。シソの実油の主成分である「アルファ・リノレン酸」の摂取が増えると、アレルギー作用を抑えることが示されており、花粉症・アレルギー性鼻炎に効果のあるサプリメントとして利用されている。
【期待される効能】
花粉症やアレルギー性鼻炎に伴う症状の緩和。アトピー性皮膚炎の症状の改善。気管支喘息に伴う症状の改善。血清脂質の改善や心臓病の予防効果。
【作用メカニズム】
シソの実油に含まれるアルファ・リノレン酸は、多価不飽和脂肪酸の一種であり、体内でEPA(エイコサペンタエン酸)に変換される。多価不飽和脂肪酸の代表として、リノール酸とアルファ・リノレン酸があり、両者をバランスよく摂取することが大切である。しかし、一般にアルファ・リノレン酸のほうが不足しており、リノール酸の摂取を減らし、アルファ・リノレン酸を増やすことで、アレルギー反応を抑えられるとするデータが報告されている。
シソの実油の研究では、アレルギー疾患の患者において、アルファ・リノレン酸が、白血球からのロイコトリエンなどの分子の放出を抑えることが示唆されている。
また、基礎研究では、シソの実油を投与することで、乳ガンや腎臓ガン、大腸ガンなどの予防効果が示されている。
【科学的根拠】
シソの実油の抗アレルギー効果については、これまでに多くの基礎研究や臨床試験が報告されてきた。
まず、基礎研究では、アルファ・リノレン酸の摂取を多くすることで、アレルギー反応を抑えることが示されている。また、シソの実油を投与した臨床試験では、アレルギー体質の改善効果が報告された。
シソの実油のサプリメントが、アレルギー症状を引き起こすロイコトリエンの産生を抑えるかを検討した臨床試験が、気管支喘息患者を対象にして行われた。その結果、投与して2~4週間後に、ロイコトリエンの産生抑制が認められた。また、呼吸機能の各種指標の改善が示された。
さらに、シソの実油投与による血中脂質改善効果も報告されている。具体的には、投与4週間後に総コレステロール値およびLDL(悪玉)コレステロール値が低下した。
その他、日本人の高齢者を対象にして、シソの実油の摂取を増やした臨床研究では、EPAの増加が示されている。
【摂取方法】
アレルギー疾患の症状に合わせて、継続して利用する。花粉症・アレルギー性鼻炎などに対しては、甜茶やバラの花エキスなどとの併用も可能である。
【注意事項】
通常の食材に近い成分であり、問題となる健康被害や副作用は知られていない。他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないと考えられる。

