クランベリー
出典: biena Wiki
クランベリー (英語:Cranberry) とはツツジ科スノキ属Oxycoccus節に属する植物。常緑低木。北半球、寒帯の酸性の沼地に見られる。
体内殺菌&老廃物排出を助ける赤い果実。
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味は?
非常に酸味が強く、生食には向かないが、菓子やジャム、クランベリージュースの原料となる。
効果
・ポリフェノールの抗酸化作用 ・キナ酸による殺菌・抗菌作用 ・膀胱内・尿路を殺菌&老廃物を排出で膀胱炎・尿路感染症予防
外部リンク
【成分について】
・膀胱炎や尿道炎などの尿路感染症を予防する。
・プロアントシアニジンという色素成分が効果を示す。
・抗菌作用、抗ウイルス作用、抗酸化作用などがある。
【期待される効能】
クランベリーエキス(あるいはジュース)は、女性に多い膀胱炎や尿道炎などの尿路感染症を予防する効果がある。
女性は男性に比べて尿道が短いため、細菌が侵入しやすく膀胱炎・尿道炎を起こしやすい。女性の60%が一度は尿路感染症を起こすという。また、少なくとも3分の1の人が1年以内に再発を経験する。再発は、20歳代後半と55歳以上の女性に特に多い。
クランベリーに含まれる有効成分が、細菌の付着・増殖を抑え、感染を予防する。
【作用メカニズム】
膀胱炎や尿道炎など尿路感染症の予防。尿路感染症の再発予防。細菌尿の改善作用。
【科学的根拠】
クランベリーの有効成分は、プロアントシアニジンというファイトケミカル(植物由来の抗酸化栄養素)である。これは、クランベリーの赤い色素を構成する成分であり、タンニン類の中のエピカテキンに分類される。
プロアントシアニジンは、抗酸化作用、抗菌作用、抗ウイルス作用などをもつ。これまでの研究により、細菌の細胞膜の合成を阻害することで細菌の増殖を抑制する効果や、細菌が細胞表面へ付着するのを阻害して感染を予防する効果などが示されてきた。
また、クランベリーに含まれる有効成分が体内で酸性物質に変化して尿中に排泄されることで、尿のpHを下げて尿を酸性に保ち、細菌の増殖を抑制するというメカニズムも示唆されている。
クランベリーは膀胱炎・尿道炎の原因菌である大腸菌などの増殖を抑えたり、尿路系の細胞への付着・感染を抑えたりすることで、尿路感染症を予防するのである。具体的には、大腸菌類の60%に対して感染防止効果がある。
なお、これはクランベリー特有の効果であり、同じツツジ科に属するブルーベリー(ビルベリー)にはこれらの作用は認められない。
【摂取方法】
これまでに、クランベリージュースやクランベリーエキスサプリメントを使った研究が行われ、クランベリーのもつ効果が証明されている。
たとえば、2001年に『イギリス医学ジャーナル』に報告された研究では、150人の女性を対象にして大腸菌による尿路感染症の再発予防効果が検討された。被験者は、(1)クランベリージュースを毎日飲むグループ、(2)乳酸菌飲料を週に5日間飲むグループ、(3)対照群の3群に分けられ、再発に関しての追跡調査が1年間行われた。
まず6カ月後までの再発率は、クランベリージュース群では16%であったのに対して、乳酸菌飲料群では39%、対照群では36%であった。12カ月後でもクランベリージュース群では、有意に再発率が低いことが示された。
この他、数多くの研究で、クランベリーが尿路感染症の発症および再発を予防することが明らかとなっている。
また、153人の高齢女性を対象にした研究では、クランベリーによって、細菌尿が改善したという報告がある。
さらに、基礎研究では、クランベリーの有効成分・プロアントシアニジンの抗ガン作用、抗菌作用、LDL(悪玉)コレステロール酸化抑制作用などが示されている。
【注意事項】
無糖のジュースとして、あるいは有効成分を抽出したサプリメントとして摂取する。毎日継続して摂ることが効果的であるため、サプリメントのほうが利用しやすいだろう。
予防目的では500~1000mg摂取する。
なお、尿路感染症を発症後、抗生物質の服用を望まない場合、2000~8000mgのクランベリーエキスが治療目的で投与される。

