カテキン
出典: biena Wiki
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どんなもの?
がん予防んつながるとして注目されている成分。緑茶の渋み成分のもとで、抗菌・抗ウイルス作用があるといわれている。消化酵素の働きをおさえるので、ダイエットにも有効。
・緑茶に含まれるポリフェノールの一種。
・ガンに対する予防効果が示唆されてきた。
・アポトーシス誘導や新生血管抑制による抗ガン作用。
【成分について】
カテキンとは、緑茶に含まれるファイトケミカルの一種であり、ポリフェノール類に属する。ガンなど生活習慣病への効果が期待されている。
【期待される効能】
【作用メカニズム】
緑茶のカテキン類にはGC、EGC、EC、EGCGなどがあり、特にエピガロカテキンの1つであるEGCGが重要である。EGCGの作用メカニズムとして、(1)ガン細胞の増殖を抑えアポトーシス(細胞死)を誘導する、(2)腫瘍細胞への栄養血管となる新生血管を抑制するといった作用による抗ガン効果が示されてきた。また、いくつかのガン細胞において、DNA複製を阻害するというデータもある。
動物実験では、緑茶抽出物が、紫外線による酸化的ストレスに伴う皮膚の障害を少なくすることも示された。
緑茶には抗酸化作用も認められる。メカニズムの詳細は不明だが、フラボノイド類やカテキン類が共同して働くことで、酸化的ストレスに伴う障害を防ぐと考えられている。
カテキン以外の緑茶の有効成分のもつ効果として、タンニン類による抗菌作用や整腸作用、フラボノイド類によるLDL(悪玉)コレステロール酸化抑制作用などが知られている。
【科学的根拠】
緑茶の抗ガン作用については、これまでに多くの疫学調査のデータが報告されてきた。具体的には緑茶の摂取量が多いほど、ガンの発生率が低いという調査結果である。
たとえば、緑茶の摂取による乳ガン再発予防効果、卵巣ガン予防効果、胃ガン予防効果などだ。緑茶の摂取が多いほど胃ガンが少ないという研究結果は、静岡県での疫学調査や、中国各地で行われた調査によって示されてきた。
ただし、緑茶による胃ガン予防効果を認めなかったとする報告もある。たとえば、2001年に報告された2つの研究では、宮城県、あるいは広島・長崎県の住民を対象にして行われ、緑茶の摂取による胃ガンの予防効果は認められなかった。
緑茶の抗ガン作用については、さらに研究が必要である。
【摂取方法】
短期間では効果が期待できないので、継続して利用する。
【注意事項】
通常の食材に由来する成分であり、特に問題となる健康被害や副作用は知られていない。
なお、緑茶の摂取に伴う症状として、胃腸障害や不眠などがある。これらは、いずれもカテキンによるのではなく、カフェインの作用である。通常、緑茶1杯には10~80mgのカフェインが含まれており、交感神経系の機能を高める作用を示す。したがって、カフェインを除いた緑茶を飲むか、あるいはサプリメントを利用するとよいだろう。
緑茶に含まれるタンニン類は、鉄分の吸収を阻害する。ただし、鉄分のサプリメントや医薬品については、タンニン類の影響を受けない製品が一般的になっている。

