オリーブリーフ
出典: biena Wiki
・ヨーロッパでは生活習慣病に対して利用されてきた。
・特有の抗酸化成分としてオレユロペンなどがある。
・高血圧や糖尿病の予防・改善が期待される。
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【成分について】
オリーブといえば、調理用のオイルや、オリーブオイルを含む基礎化粧品が知られている。このオリーブオイルはオリーブの実からとられたものだ。一方、サプリメントとして注目されているのは、オリーブリーフ(葉)である。
オリーブは、地中海沿岸の諸国で古来より食用および薬用に用いられてきた。たとえば、古代ローマ時代の博物学者プリニウスが、オリーブオイルやオリーブリーフを薬として使用したことを記録している。ヨーロッパの伝承医学では、オリーブリーフが動脈硬化や高血圧、糖尿病などに対して用いられてきたという。
現在では、オリーブリーフに特有の抗酸化栄養素が知られるようになり、生活習慣病の予防に利用されている。
【期待される効能】
抗酸化作用による生活習慣病の予防。高血圧の予防や改善。糖尿病の予防や改善。
【作用メカニズム】
オリーブリーフには、テルペン類やフラボノイド類などの抗酸化成分が存在する。それらの中で、オリーブリーフに特有の成分は、テルペン類のオレユロペンである。
【科学的根拠】
糖尿病の改善に関して、次のような研究が知られている。
まず、1992年にスペインで行われた研究では、糖尿病モデル動物にオリーブリーフを投与したところ、血糖値が低下し、糖尿病が改善した。そして、この血糖降下作用は、冬期、とりわけ2月に採取したオリーブリーフに顕著であったという。
また、1999年にトルコから報告された研究では、糖尿病モデル動物において、オリーブリーフ抽出物が、糖尿病に伴う症状を改善することが示唆されている。
オリーブリーフの高血圧に対する効果については、次のような研究が報告されている。
まず、スペインのグラナダ大学による研究では、オリーブリーフ抽出物が、血管内皮細胞を弛緩させることが示された。これは、血管が弛緩し血圧が下がることを意味する。
さらに、2002年にエジプトから報告された、動物を用いた研究によると、オリーブリーフ抽出物が高血圧の発生を抑制したという。
【摂取方法】
特に決まった摂取量はない。有効成分のもつ抗酸化作用などによって生活習慣病の予防や改善を目的とする場合、短期間では効果が期待できないので、継続して利用する。
【注意事項】
オリーブリーフの成分に対して、発疹などの皮膚症状や胃腸障害といったアレルギー症状が現れることがある。これらの症状がみられたら使用を見合わせる。
ただし、一般的には特に問題となる健康被害や副作用は知られていない。また、他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないと考えられる。

