エキナセア
出典: biena Wiki
・風邪やインフルエンザのひき始めに利用すると効果的。
・カンジダやヘルペスなどの感染症にも効果がある。
・免疫系に作用して効果を発揮する。
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【成分について】
エキナセアは、北アメリカ原産のハーブである。免疫力を高め、感染症に効果のあるハーブとして、欧米では広く利用されている。特に、風邪症候群(いわゆる風邪)やインフルエンザのひき始めに摂ることで、効果が得られる。
【期待される効能】
風邪症候群やインフルエンザの症状緩和と罹病期間短縮。ヘルペスなどのウイルス感染症に対する効果。カンジダなどの真菌症に対する効果。
【作用メカニズム】
有効成分には、免疫賦活物質として働く多糖類や糖タンパク類、揮発油、フラボノイド類など数多くの物質がある。
エキナセアは、マクロファージの貪食作用を促し、リンパ球の機能も亢進させる。また、炎症反応において働くサイトカインの産生を促す作用もある。特に、アラビノガラクタンという成分は、マクロファージからのTNFα やIL(インターロイキン)-1、IL-6、IL-10、インターフェロンβなどの産生を促進する。
【科学的根拠】
これまでに多くの臨床試験が行われており、一般的な風邪症状群やインフルエンザ、ヘルペスといったウイルス感染症、カンジダなどの真菌症に対する効果が示されてきた。
たとえば、風邪による上気道炎への作用を検証した7つの臨床試験では、1354人が対象となり、改善効果が報告された。ただし、予防効果については明確ではない。
【摂取方法】
風邪などに対して摂る場合、2週間継続した後、1週間休む、というサイクルで摂取する。これは副作用などの問題ではなく、この摂取方法のほうが、継続して何カ月も摂るよりも効果的と考えられるからである。
なお、継続して摂る場合の安全性に関して、臨床試験としては8~12週間続けて使用した報告があり、特に問題となる副作用などは見出されていない。
一般に、1~2週間エキナセアを摂っても症状が改善しない場合には、医師の診察を受けるべきだろう。
【注意事項】
エキナセアがリンパ球などを介して免疫系に作用するため、自己免疫疾患やHIVでは使用を避けるという注意書きをみることがある。しかし、これはまったく理論上の推測であって、実際に自己免疫疾患の患者が利用して問題になったケースがあったわけではない。HIVに関して、積極的に勧めることはないにせよ、欧米ではよく利用されている。また、糖尿病についての注意書きも適切ではない。
エキナセアの成分に対して、発疹などの皮膚症状や胃腸障害といったアレルギー症状や過敏症が現れることがある。
妊婦による短期間の摂取は、安全というデータがある。
一般的には、特に問題となる健康被害や副作用は知られていない。また、他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないと考えられる。

