アミノ酸
出典: biena Wiki
目次 |
どんなもの?
アミノ酸(-さん, amino acid)とは、広義には(特に化学の分野では)、アミノ基とカルボキシル基の両方の官能基を持つ有機化合物の総称。 動物が体内で合成できないアミノ酸を、その種にとっての必須アミノ酸と呼ぶ。 アミノ酸は太古の時代から地球に存在する最も古い栄養成分。
美容に関するアミノ酸の豆知識
髪の毛の水分を保つために重要な役割を担っているのはキューティクルと呼ばれる毛髪表面の組織で、アミノ酸はキューティクルの保湿成分! 肌にハリをもたせる美容成分として知られるコラーゲンも、実はさまざまなアミノ酸からできています! アミノ酸BCAAは筋肉の原料です!補給しながら、ランニング、長距離水泳などの有酸素運動を行うと筋肉の再生が促されて組織が増え、脂肪の燃焼工場である筋肉が増えることによって基礎代謝が高まり、消費エネルギーが増え、太りにくいからだがつくられるんです!
・スポーツやダイエット、肝機能保護などに利用される。
・免疫系や中枢神経系で働くアミノ酸もある。
・アミノ酸の種類により効果が違うので目的別に選択する。
【成分について】
ヒトの体の16~20%を占めるタンパク質は、20種類のアミノ酸から構成されている。そのうち、体内で合成できないアミノ酸が9種類あり、必須アミノ酸と呼ばれている。非必須アミノ酸は体内で合成できるが、必須アミノ酸は食事から摂取する必要がある。
タンパク質を食事として摂取すれば、それがアミノ酸に分解され、体内にアミノ酸プール(蓄え)として維持され、必要に応じて利用される。最近の研究により、タンパク質の形ではなく、アミノ酸として摂取することで、アミノ酸のもつ薬効を効率的に得られることが明らかとなった。
それぞれのアミノ酸の特徴から、自分の目的にあった組み合わせでタイミングよく利用することで、最大の効果を得ることができる。
【期待される効能】
BCAA(分岐鎖アミノ酸):筋肉の増強、タンパク質同化。アラニン:アルコール分解促進・肝臓の保護。グルタミン:消化管粘膜生成促進。アルギニン:免疫賦活作用、肝臓の保護。
【作用メカニズム】
それぞれのアミノ酸が、異なった働きをもっている。
バリン、ロイシン、イソロイシンの3つの必須アミノ酸は、特に分岐鎖アミノ酸(BCAA)と呼ばれ、筋肉で代謝される。BCAAは筋肉繊維を構成するタンパク質の主成分であり、筋肉量の維持や筋力の増強に効果がある。また、ダイエット目的にも利用される。
肝不全の患者では、BCAAの血中濃度が低く、芳香族アミノ酸であるチロシン、フェニルアラニン、トリプトファンが高い。そこで、BCAAが肝不全に伴う脳症の発症予防に利用される。
グルタミンは消化性潰瘍の治療薬として利用されており、消化管の粘膜への作用をもつ。
フェニルアラニンは、神経伝達物質の前駆体として重要なアミノ酸である。また、チロシンやトリプトファンも、セロトニンやエピネフリンの前駆体である。
アルギニンは、免疫力を高める働きをもつ。
アラニンとグルタミンを同時に摂取することで、肝臓でのアルコール代謝促進や、肝障害の予防効果がある。
【科学的根拠】
動物実験やヒトを用いた臨床試験によって、それぞれのアミノ酸のもつ効果が確認されている。
たとえば、運動選手を対象にして味の素が行った研究によると、BCAAにグルタミン酸とアルギニンを加えたサプリメントを投与することで、筋肉疲労の回復促進や、肝臓保護作用、造血促進作用などが認められたという。
なお、アミノ酸を摂るだけで脂肪分解が促進されるとか、ダイエットに効果があるというデータはない。サプリメントだけではなく、運動が必要である。
【摂取方法】
一般に、1日あたり2~6g程度をアミノ酸サプリメントとして摂取する。自分の目的に合ったアミノ酸が十分量含まれているか確認すること。たとえば、いわゆるアミノ酸入り清涼飲料水では、目的とするアミノ酸の種類や量が十分ではない場合が多い。
スポーツやダイエットにBCAAを利用する際には、運動の直前もしくは直後に摂る。
【注意事項】
通常の食材に由来する成分であり、問題となる健康被害や副作用は知られていない。他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないだろう。

