アガリクス
出典: biena Wiki
・ガンの予防や増殖抑制といった効果が報告されている。
・糖尿病や高脂血症など生活習慣病への効果も示された。
・品質にばらつきがあり、臨床試験もまだ十分ではない。
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【成分について】
アガリクス(学名:アガリクス・ブラゼイ・ムリル)は、和名でヒメマツタケあるいはカワリハラタケとも呼ばれる、ブラジル原産のキノコ類である。
アガリクスは、βグルカンという多糖類を含む。キノコ特有の成分であるβグルカンには抗ガン作用があり、「アガリクスでガンが治った」といった臨床例が数多く報告されてきた。
【期待される効能】
ガンの発生予防。ガンの増殖抑制作用。ガン治療に伴う副作用を軽減する作用。抗ガン治療との併用により抗ガン作用を増強する効果。糖尿病の予防や改善。高脂血症の予防や改善。
【作用メカニズム】
アガリクスには、βグルカンなどの多糖類の他、ビタミンやミネラル、リノール酸やパルミチン酸といった脂質などが含まれている。特に、抗ガン作用のあるβグルカンは、キノコ類の中でも最多と考えられる。また、エルゴステロールなどの脂溶性成分も抗ガン作用をもつ。
【科学的根拠】
アガリクスは、免疫担当細胞の働きを活発にすることで、体が本来もっている抵抗力を高め、抗ガン作用を発揮する。
まずアガリクスは、白血球の中のマクロファージという細胞を活性化し、サイトカインという生理活性物質の産生を促す。アガリクスによってTNFα(腫瘍壊死因子α)と呼ばれるサイトカインが産生され、TNFαは腫瘍を壊死に導いたり、リンパ球を刺激して免疫力を高めたりする。
また、NK(ナチュラル・キラー)細胞の作用を介して免疫力を高めるというデータもある。
動物実験では、アガリクスによって移植されたガン細胞が消失したと報告されている。しかし、ヒトを対象にした臨床試験は行われておらず、体験談や症例報告が示されているに過ぎない。
アガリクスは、特定の種類のガンに効くというのではなく、体のもつ自己免疫力を高めることで、ガンを予防する。
【摂取方法】
ガン予防効果を得るためには、継続して摂取する。アガリクスは、かつては非常に高価な健康食品であったが、90年代初めに栽培方法が確立され、現在ではブラジルや日本の他、中国や韓国などで作られている。
サプリメントとしてのアガリクスは、錠剤や顆粒の製品、キノコ自体の乾燥品などがある。一般に、品質の差が大きいので、サプリメントに詳しい医師に相談するか、信頼できるメーカーの製品を用いる。
【注意事項】
通常の食材に近い成分であり、問題となる健康被害や副作用は知られていない。他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないと考えられる。

